イエローナイフ オーロラ鑑賞記(07) イエローナイフ 滞在3日目 その2 ついに見えたオーロラ

ホテルについたのは、5時半くらい。
オーロラビレッジのディナーのお迎えは6時50分なので、少し仮眠したり準備したり。
防寒体制はもちろんばっちりで。。。。
オーロラビレッジへはまたバスで向かい(バス内爆睡・・・)、レストランの目の前でおろしてもらいます。
レストランには、既に地元の方がお食事中でした。街からはかなり離れていますが、お客さん、くるんですねーw(いや、普通のレストランなので当たり前ですが。)
自分たち含めて周りもみんな防寒着装備なので問題ありませんが、これが普通の町中にあったら少しおめかし(死後?)していかないといけないような、ちょっと高級な雰囲気のあるレストランです。
ウエイターの方等、すべて英語ですがオーロラビレッジのスタッフさんがいらっしゃるのでわからないことは日本語でも聞けますw
ドリンク注文の際、自分はアイスワインを。ヨメはお酒が飲めないのですが、ジュース・・・の表記がない。。。
聞くと、コーラでもオレンジジュースでもあるとのことなので、コーラも頼みました。メニューにないけどソフトドリンクはあるみたいですよ。
お料理はビュッフェ形式です。パン、サラダなどとともに、メインのアークティックチャーと呼ばれるお魚(極北イワナではない。)とバッファローのローストビーフが食べ放題!
ビュッフェ(料理)の種類は多いとはいえないものの、大きいバッファローのお肉など食べごたえや量は充分。

オーロラビレッジの夕食
●自分で取ってきた料理たち(盛り付け汚くてすみません)

よくわからないモノもありますがw(紫芋のピクルスは、苦手だった。。。(><))
なんでもチャレンジ、の精神で美味しかったです。 ローストビーフには、ホースラディッシュ(西洋わさび)がよくあいましたよー!アイスワインを飲んでいると、隣の年配のご夫婦から「美味しいですか?」なんて声から始まりいろいろお話させていただきました。
アメリカに在住されていて、イエローナイフでのオーロラ鑑賞は昨日と今日だけだから今日は見れたらいいなぁ、とのこと。
結構いろいろなところを旅行されているようで、ウエイターの方とも気さくに英語で喋ってました。
そいえば、カルガリー→イエローナイフの飛行機内でも、こちらのお父さん見かけた。。。。!CAさんにかっこ良く質問されてました。
あ、カナディアン・ロッキーはすごいおすすめとのことです。いいなぁ、そういうの聞くと、いってみたくなっちゃうんだよなぁ。。。
談笑しつつ、ご飯食べつつ。あ、アイスワインはとっても美味しかったです!
甘いシロップというか、ジュースという感じ。デザートワインってことが飲むと良くわかります。
ここのアイスワインは、レストランのオーナーが独自に仕入れているものらしくイエローナイフ市内では売ってないとのこと。
欲しければ、レストランではボトルで売ってくれるそうですー! でも、結構お高い(8000円くらい?)みたいですが・・・!

ディナーも終わり、ティーピーへ移動します。 レストランディナーの一行は、9番ティーピーとのこと…ですが。
ハネムーンなので、事前に日本で「プライベートティーピー」を申し込んでいました。へへへw
小さいティーピーではありますが、2人(4名くらいでも確か大丈夫だったはず!)で貸しきり、専用です!
しかも、中は他のティーピーと同じく薪ストーブ、飲み物類、スープ、バノックももちろんあります。
そして、フルボトルのスパークリングワインもサービスでついてきます・・・!!!
※ただし、お酒をあまり飲まない自分と全く飲めないヨメなので、結局開けませんでしたが。。。

プライベートティーピー
●プライベートティーピーのなか、全体。(ボケててすみません)

ソファーに綺麗なラグが敷かれていて、ゆったりとくつろげます。
貴重品の管理だけは自分でしなければいけませんが、基本的に他の方に気を使うこともなく、好きなようにできるので三脚そのまま置いておいたりできてとっても快適でしたw
他の方といっぱい喋りたいんだー!という人にはおすすめしませんが、同じようにハネムーンの方やのんびり家族やご夫婦で来られている方は、1度くらいは利用してもいいかもしれませんー!
ちなみに、オーロラビレッジのスタッフさんは隣の大きなティーピーの方が兼務して下さり、オーロラが出た場合などはもちろん知らせて頂けます。(ほとんど外にいたのでそんなことはありませんでしたがw)

さて。この日、プライベートティーピーの良さもさることながら、ディナーとして早めにオーロラビレッジに来ていたため時間もあって早めに湖に椅子をセットし、空を見上げました。
まだ人も少ないオーロラビレッジでは、星空が一面に広がって期待できそうです!
星空の中にひこうき雲のような、ただの一本の雲のような…うーっすらとした線が。
ディナー終了後まではほぼ曇り空だったので、その雲の一部が残っていたのかなぁ。
そうこうしているうちに、通常のツアー参加の団体もご到着し賑やかになってきました。
プライベートティーピーは、1回目の延長時間もそのまま使えるとのことで売店の開始とともにすぐに延長権を購入しますw
プライベートティーピーへ入ったり、外でのんびりしたり。
だんだん曇ってきてしまうのですが、のんびり過ごします。ときどきカメラで空を撮影。
オーロラビレッジのスタッフさんとお話もしていると、衝撃の事実発覚。
なんとさっき見えていた雲はオーロラだったことが判明!えぇぇぇ、ただの雲だと思ってたよww
とりあえず、「オーロラを見た」ということには代わりはないので、(ちょっと不完全燃焼ながら)目標達成!です。写真も撮れてないけど、見たことにかわりないもんね。
でも、本当に雲みたいでした…w 動くわけでもないし、緑でもないし!みたいな。
ハネムーンでオーロラを見に行く以上はなんとしても見たかったし、見れなかった時に周囲に顔向けできなかったのでw
とりあえず一安心です。
「写真、1枚くらいとれればいいねー!」などといいながら、また待機再開です。
しかし、空には雲が広がってきてしまいました。めげずに写真撮影していると・・・
あれ!?空全体が緑色!! 薄い曇り空の向こうに、明らかにオーロラがあります! しかも、肉眼でもその明るさははっきりとわかります。
一面の曇り空ですが、明らかに雲全体が明るい!

空の上にあるオーロラ1 空の上にあるオーロラ2雲の上にあるオーロラ3
●雲の上にある!

このオーロラはかなり長く続き、オーロラビレッジでの記念写真をとったり他の人と喋ったり。。。
ずーっと明るさが消えることはなく、時々晴れてぼんやりオーロラが見えたりと、とてもよいものを見ることが出来ました。
本日がオーロラビレッジ最終日のため、売店で記念写真を精算。プライベートティーピーには写真1枚とデータCDもついているのでお得です!
ちなみに、写真は撮った枚数だけ印刷代はかかりますが、CDは1枚買うと写真は複数枚撮ってもおねだんは1枚分です。
CDだけ、ということはできないので印刷代はかかりますが、何枚も写真撮った方は日本で好きなだけ焼き増しとかできるのでCDも購入されることをおすすめしますー
・・・という、支払いのために一人並んでいると、突然ヨメが売店に。「すっごいの出てる!!!!!!!!!!!」
えぇこのタイミング…まだ支払い当分終わらない!
ということで、10分ほど並んで支払いをささっと済ませて外にでると…
なんということでしょう。縦方向に、うねうねと強い光を放つオーロラが!

オーロラ見えたよ!2
●空一面にひかりの帯

売店前からレストランの方向へカメラを向けて、夢中でシャッターを切ります。
撮影と同時に、自分の目でもしっかり見ます。見ます見ます。
音もなく、風もなく、でもなぜか形を変えるオーロラは不思議としか言いようがありません。
肉眼では写真のように濃い緑色ではなく、ほんのり緑色の雲という感じです。

オーロラみえたよ!1
●綺麗に撮れた写真。

いや、でもこれは不思議。写真とは全然違うので、ぜひぜひ肉眼で見られることを強く強くおすすめします。
昔の人は、オーロラを悪いものとして見ていたそうですね。悪い予兆とか。それもわかる気がします、音もせずうねうねしてるだけですから…。
これをそのまま映像に出来る技術ができたらいいのになぁ。
そんなこともありながら、すぐに帰宅の時間に。
でも、すっごいオーロラが見れて、感動でした。写真も撮れたし、満足満足。
まだオーロラ鑑賞は2回チャンスがあるわけですが、若干満足してしまったのも事実ですw

後々考えると、この日オーロラを見れたことで「どうしてもオーロラを見なきゃ」という使命感というか…緊張から解き放たれて、ゆったりと旅を過ごすことができたように思えます。
まぁ、一番の目的を達成できたわけですしね。

帰りのバスからも、車窓にはオーロラがたなびいている姿が見られました。
宿に帰ってからすぐに写真を見たい気持ちをおさえて、カメラはジップロックの中に放置。
結露してデータ壊れたりしたら、意味ないもんね。

結果から言うと、この旅行で一番のオーロラはこの日でした。それも手伝って一番印象に残った1日となりました。

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